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Taprusのスタートドキュメント
Introduction
Tapyrusにおいては、各用途に対しそれぞれのネットワークが構築されオンラインになります。ネットワークは
genesis block
,
aggregate public key
,
network magic bytes
, により識別されます。(ver 0.3.0まで)
Components of a Tapyrus network
Tapyrusネットワークは三種類のノードから成り立ちます。
ノードタイプ | 数 | 目的 |
---|---|---|
Tapyrus Signer | min3, max 15 | Signerネットワークを構成 |
Tapyrus Core | min1, 上限なし | フルノード |
Tapyrus Seeder | min1, 上限なし | ネットワークのDNSシーダー |
Tapyrus network parameters
それぞれのTapyrusネットワークを識別するために用いられ、各ネットワークで固有となります。
Network ID
ネットワークID - Tapyrusネットワークを開始するのに必要な番号です。各ネットー枠で独自である必要があり、衝突を避けることが望ましいです。
Network magic bytes
ネットワークマジックバイト - マジックバイトはノード間通信時に識別子として用いられます。具体的には送受信メッセージの接頭辞になります。マジックバイトはネットワークIDから計算され、16進数で表示されます。
Genesis block
ジェネシスブロック - Tapyrusのジェネシスブロックはソフトウェアには組み込まれず、tapyrus-genesisというユーティリティを用いて生成されます。ジェネシスブロックはSignerネットワークにより署名を受ける必要があり、外部ファイルとして保存されます。各ネットワークで独自である必要があります。
Aggregate public key
集約公開鍵 - 前述のジェネシスブロックにはこの集約公開鍵が含まれます。集約公開鍵は字の如く公開鍵を集約したもので、ネットワークの起動時に検証可能な秘密分散スキームによって生成されます。これは各Tapyrus Coreノードがブロックを検証しブロックを受け付ける際に使用されます。